こんにちは、さんパパです!
今回はプロラインフリーのリッチメニューの使い方について解説をしていきます
プロラインフリーのリッチメニューを利用することで、『友だちごとに変更する』、『アクションに応じて変更する』、『複数のメニューを切り替える』といったことがすべて自動でできるため、常に友だちに興味のあるリッチメニューを表示させ、反応率を高めていくことができます
本記事では、リッチメニューの設定手順、運用のポイントを初心者にもわかりやすくお伝えしますので、参考にしながら設定してみてください

この記事を書いた人
2021年にプロラインフリーを使って集客・販売・サポートを自動化し、子供との時間を最優先にする生活を続けています。コンサルタントとしても4年で1500人以上の相談に乗ってきましたが、元々はブログを毎日書いてアドセンス広告で収益を得ていました。しかしあまりにも疲弊し過ぎるため自動化の方向へと舵を切り、メルマガ→LINEマーケティングと階段を登ってきた感じです。得意なのはコンテンツ(無形商品)販売の自動化なので『商品はあるけど売れない、人が集まらない、個別対応が多くて時間がない』みたいな方は特に相談に乗れるかなと思います(プロフィール詳細はこちら>)
LINEのリッチメニューとは?

簡単にプロラインフリーのリッチメニューとLINE公式アカウントのLINEのリッチメニューの違いなどについて触れておきます(既に知ってる方は『プロラインフリーのリッチメニューの使い方』まで飛んでください)
まず、リッチメニューとは『LINEのトーク画面下部に固定されている画像のこと』です
例えば『店舗系リッチメニュー』の一例として、下記のような画像をトーク画面の下に設置することができます

それぞれのボタンをクリックした時のアクションは下記のような感じです
- 『サービス概要』をクリックするとサービスの概要が書かれたページに移動したり、概要がLINEのトークで通知される
- 『メニュー・料金表』をクリックするとお店のメニュー一覧と料金が書かれたページに移動する
- 『店舗案内』をクリックするとお店の案内や他の店舗の情報が書かれたページに移動する
- 『クーポン』をクリックするとLINE登録者だけが使える限定クーポンが発行される
- 『ウェブサイト』をクリックするとお店のHPやブログに移動する
- 『予約する』をクリックするとすると予約可能な時間が記載されたページに移動する
プロラインフリーのリッチメニューとLINE公式アカウントのリッチメニューの違い
LINE公式アカウントでもリッチメニューを使うことができるのですが、プロラインフリーに比べるとできることが限られてしまうので運用面で多くの課題が残ります
プロラインフリーのリッチメニュー | LINE公式アカウントのリッチメニュー |
---|---|
無制限でリッチメニューを作成・管理可能 | 作成可能なリッチメニュー数に上限あり |
表示のタイミングや対象ユーザーを自由に条件設定できる | 一斉表示が基本で細かな条件設定は不可 |
ユーザー属性(タグやスコア)に応じた表示切り替えが可能 | ユーザー属性に応じた表示切り替えは不可 |
時間帯・曜日別に自動でリッチメニューの表示変更が可能 | 時間帯・曜日別の自動表示変更は不可 |
ユーザーの行動(URLクリック等)をトリガーに表示変更が可能 | ユーザー行動を基にしたリッチメニューの動的な変更は不可 |
外部サービス(Googleスプレッドシート等)とのリアルタイム連携が可能 | 外部サービスとのリアルタイム連携は不可 |
リッチメニュー内で取得したデータを元に次のアクションを自動化できる | データを元にした自動アクション設定は不可 |
プロラインフリーのリッチメニューは柔軟な対応が可能で、自動配信にもかかわらず友だち1人1人に対して個別対応しているような雰囲気を出せるのが特徴になりますね
プロラインフリーのリッチメニューの使い方

プロラインフリーのリッチメニューを用意されているテンプレートを使って作成していく方法を解説していきます(画像の作り方については別記事で解説します)
手順①:リッチメニューを新規作成する
プロラインフリーにログインしたら『シナリオ別リッチメニュー→『新規作成』 の順にクリックします

手順②:リッチメニューの名前を設定してテンプレートを選択
続いて『リッチメニューの名前』を入力して『リッチメニューのテンプレート』をクリックします

プロラインフリー側で用意しているリッチメニューのテンプレートを選ぶことができるので、好きなものを選んで『選択したテンプレート画像を適用する』をクリック(今回は『10.【ナチュラル】飲食店』を選択しました)

手順③:クリック時のアクションを設定する
リッチメニューを選択すると中央下部に適用されたリッチメニューが表示されます
同時に右側に『クリック時のアクション』を設定できるようになっているので、各番号をタップした際、どのようなアクション(反応)をさせるのか、設定していきます

すべてのアクションを設定したら『保存』をクリック

手順④:プロラインの基本リッチメニューに反映させる
『最後にプロラインの基本リッチメニュー』で設定したリッチメニューを選択すれば、スマホの画面下に反映させることができます

プロラインフリーのリッチメニューを自動で切り替える方法

プロラインフリーのリッチメニューを利用する最大のメリットは『自動での切り替え』です
友だちのアクションに合わせてリッチメニューを切り替えることでメッセージだけでなく、視覚的にも楽しさや興味性を高め、反応を高めることができるのでぜひ覚えておきましょう
方法①:シナリオごとにリッチメニューを切り替える
超ステップ配信や一斉送信、フォーム送信完了メッセージを送った際、シナリオを移動(分岐)させることでリッチメニューを切り替えることができます
『超ステップ配信▼→ステップ配信シナリオ』→『シナリオを選択』→『このシナリオ登録時に適用されるリッチメニュー』で切り替えたいリッチメニューを選択します

これによって『シナリオが切り替わる→表示させるリッチメニューを自動で変更』することができます
シナリオの移動(分岐)については『超ステップ配信と同時にシナリオを切り替える』で解説していますのでご覧ください
方法②:メッセージごとにリッチメニューを切り替える
シナリオだけでなく『メッセージの送信』と同時にリッチメニューを切り替えることもできます
メッセージ作成画面の下にある『送信後、リッチメニューを切り替える』にチェックを入れ、表示するリッチメニューを選択します

これによって『メニューを送る→表示させるリッチメニューを自動で変更』することができます
方法③:アンケートの回答完了時にリッチメニューを切り替える
アンケートの回答終了時にリッチメニューを切り替えることもできます
『登録フォーム(アンケート)▼→フォーム送信完了メッセージ』→『完了メッセージを選択』→『✅送信後、リッチメニューを切り替える』の順にクリックして切り替えたいリッチメニューを選択

最『登録フォーム(アンケート)▼→登録フォーム(アンケート)』→『リッチメニューを切り替えるアンケートを選択』→『フォーム送信完了メッセージ』でリッチメニューを設定したメッセージを選択

これでアンケート回答時に配信するメッセージと同時にリッチメニューを切り替えることができます
方法④:予約の完了と同時にリッチメニューを切り替える
スケジュール/イベント予約の受付終了時にリッチメニューを切り替えることもできます
『スケジュール/イベント予約▼→予約リマインダー』→『リッチメニューを切り替えるカレンダーを選択』→『予約完了メッセージ』→『✅送信後、リッチメニューを切り替える』の順にクリックし、切り替えるリッチメニューを選択

これで『予約が完了する→予約完了メッセージが配信される→同時にリッチメニューが切り替わる』といったことを実現できます
方法⑤:決済の完了と同時にリッチメニューを切り替える
決済の完了と同時にリッチメニューを切り替えることもできます
『決済連携(決済と同時にシナリオ移動)▼→商品を登録する』→『リッチメニューを切り替えるボタンを選択』→『3:支払いごとのアクション→✅シナリオ移動する』の順にクリックします

これで支払い終了が終わると同時に設定したシナリオに移動するので、先ほど解説した『方法①:シナリオごとにリッチメニューを切り替える』でリッチメニューを切り替えればOKです
尚、決済時は決済ボタンを作成し、決済会社との連携を終わらせることでシナリオ移動させなくてもリッチメニューを切り替えることができます
方法⑥:クーポン利用完了と同時にリッチメニューを切り替える
店頭でクーポンを利用してもらった際にリッチメニューを切り替えるもできます
『登録フォーム(アンケート)▼→フォーム送信完了メッセージ』→『完了メッセージを選択』→『✅送信後、リッチメニューを切り替える』の順にクリックします

続いて『タイマー付きチケット(クーポン)▼→チケットを作る』→『リッチメニューを切り替えるクーポンを選択』→『チケット設定』をクリック

最後に『チケット利用完了メッセージ』でリッチメニューの切り替えを設定したメッセージを選択

これでクーポンの利用時に配信するメッセージと同時にリッチメニューを切り替えることができます
プロラインフリーのリッチメニューの活用事例

プロラインフリーのリッチメニューを利用することで、以下のことを実現できるようになります
※活用事例はちょっと難しいので、いずれ動画を取って詳細を解説します(難しくてよく分からない人は読み飛ばしてもらってOKです)
活用事例①:流入先によって初期のリッチメニューを変更する
流入経路を分けておくことで、LINE登録時に表示させるメッセージを属性ごとに分けることができます
例えばブログやSNSから登録してくれた人は『一般シナリオ』に所属させ、期間限定の広告から登録した人は『限定広告シナリオ』に所属させることで、表示できるリッチメニューを変えられるので、渡すプレゼントや閲覧できる内容を変更し、特別感を演出できたりします
やり方は
- 『あいさつメッセージ(友だち追加時)』→『LINEログイン設定(登録シナリオを分ける/独自ASP機能を利用)』で流入先を分けるログイン設定を行う
- 『超ステップ配信▼→ステップ配信シナリオ』→『新規作成もしくは作成済みのシナリオを選択』→『このシナリオ登録時に適用されるリッチメニュー』で表示するリッチメニューを選択
- 『超ステップ配信▼→ステップ配信シナリオ』→『新規作成もしくは作成済みのシナリオを選択』→『このシナリオに登録するQRコード等』から該当シナリオ専用のQRコード(もしくはURL)を取得
- 集客媒体(ランディングページやSNSなど)に専用のQRコード(もしくはURL)を貼り付ける
といった手順を踏むことで、新規に友だち追加してくれた人を任意のシナリオに登録させ、同時に表示させるリッチメニューも別のものにすることができます
活用事例②:顧客の進捗に合わせてリッチメニューを変更する
『コンテンツページ』と『アンケートフォーム』を併用することで顧客の新緑管理に合わせ、適切なリッチメニューを表示させることができます
- 『超ステップ配信▼→ステップ配信シナリオ』→『新規作成』からシナリオを2つ作成する(例:進捗1シナリオ、進捗2シナリオ)
- 『登録フォーム(アンケート)▼→登録フォーム(アンケート)』→『新規作成もしくは作成済みのアンケートフォームを選択』→『フォーム質問で質問を決める』→『回答完了時にシナリオ移動』から『進捗2シナリオ』を選択
- 『コンテンツページ・LP→友だち専用ページ(通常はこちら)』→『新規作成もしくは作成済みのコンテンツページを選択』からコンテンツページを作成
- 作成したコンテンツページに記事やプレゼントを設置し、『フォーム』からシナリオ移動を設定したアンケートフォームを選択
- 『進捗1シナリオ』の超ステップ配信(もしくはリッチメニューや一斉送信など)からコンテンツページのURLを送信する
これによって『コンテンツページに飛ぶ→プレゼントを視聴する→アンケートに答える→李成夫が切り替わると同時にリッチメニューも切り替わる』といった自動化の仕組みが構築できます
会員サイトと併用して『タスク1のリッチメニュー』→『課題完了でシナリオ移動』→『タスク2のリッチメニュー』といった形で切り替えていけば個別にサポートをしなくて良くなるので、顧客満足度を落とすことなく、自分の手を離した状態で価値を提供することができますね
活用事例③:期日が過ぎたり、久々に連絡する人専用のリッチメニューを設置して反応を呼び起こす
LINE登録してくれたけど『プレゼントを期限内に見てくれない』、『クーポンをあげたけど使ってくれない』といった人に専用のリッチメニューを設置することでいつでも反応を呼び起こせる準備ができます
- 『超ステップ配信▼→ステップ配信シナリオ』→『新規作成』からシナリオを作成(例:未反応シナリオ)
- 『未反応シナリオ』に『ボタンタップするとプレゼントの視聴を再開できます』といった画像を用意し『30日後、60日後、90日後』といった形でリッチメニューのタップを促すメッセージを設定
- メインの超ステップ配信シナリオの最後まで到達した段階で『次のシナリオに移動』で『未反応シナリオ』を選択
これによって『メインのシナリオで反応してくれた人は自動で次のシナリオに移動する』、『反応しなかった人は未反応シナリオに移動する』といった形で2つのルートに分けることができます
未反応の人は放置していたら半永久的に戻ってくることはないので、超ステップ配信を1ヶ月などに設定し、リッチメニューのタップを促します
無事にタップしてくれた人は元のシナリオに戻し、同時にリッチメニューも戻してあげることで、再度、メインのルートから特典を受け取って商品の紹介までたどり着く可能性が出てくるイメージです
記事のまとめ

というわけで『プロラインフリーのリッチメニューの使い方や活用事例』についてのお話しでした
リッチメニューをユーザーごとに切り替えることで『あなた自身の時間が捻出でき、かつ、友だちに自動で価値の提供が実現できるためwin-winの関係』が作れます
特に実店舗の場合はリッチメニューの設定はほぼ必須になりますが、1つの画像だけではどうしてもマンネリ化して反応率が落ちますから、メッセージと同時に切り替えることで演出の1つとして見せることができます
まずは友だちの属性にあったリッチメニューをいくつか作り、相手のアクション(反応したかしてないか)に応じて自動で切り替わる設定をするところから始めてみてください!